AI議事録ツール比較|Otter vs Notta vs tl;dv
日本語精度・Zoom/Teams連携・価格で比較。リモートワーク時代の議事録自動化ガイド。
AI議事録ツールが解決する課題
会議後に議事録を作成する作業は、多くのビジネスパーソンにとって負担の大きい業務です。90分の会議の議事録作成に30〜60分かかるというケースも珍しくありません。
AI議事録ツールは会議音声をリアルタイムで文字起こしし、要約・アクションアイテム抽出まで自動化します。2026年現在、Zoom・Teams・Google Meetとのネイティブ連携が実現しており、会議に参加するだけで自動的に議事録が生成されるようになっています。
Otter.ai:英語に強い老舗ツール
Otter.aiは2018年からサービスを提供している老舗のAI文字起こしツールです。英語精度は業界最高水準ですが、日本語精度はNottaに劣ります。
強み:Zoom・Teams・Google Meetとの自動連携。英語精度が非常に高い。会議参加者との共有・コメント機能が充実。無料プランで月300分の文字起こしが可能。
弱み:日本語精度が英語に比べて落ちる。UIが英語中心で日本人には使いにくい場合がある。
料金:Free(月300分)/ Pro 月額約1,700円 / Business 月額約3,500円/人
Notta:日本語精度No.1の実力派
Nottaは日本語対応に特化した文字起こし・議事録ツールです。日本語の精度はOtterを大きく上回り、日系企業への導入実績も豊富です。
強み:日本語精度が国内AI議事録ツールでトップクラス。日本語UI・サポート。Zoom・Teams・Google Meet・WebEx連携。リアルタイム文字起こし+自動要約。
弱み:無料プランの制限が厳しい(月120分)。英語精度はOtterに劣る場面も。
料金:Free(月120分)/ Pro 月額約1,300円 / Business 月額約2,600円/人
tl;dv:動画記録×AIサマリーが強み
tl;dvはZoom・Google Meetの録画と文字起こし・AI要約を組み合わせたツールです。「タイムスタンプ付きハイライト」機能が特徴で、長い会議の特定発言に直接ジャンプできます。
強み:会議の動画録画と文字起こしを一体化。タイムスタンプ付きでハイライト抽出。チーム共有・CRM連携(Salesforce・HubSpot)が充実。無料プランが比較的太め(無制限録画)。
弱み:日本語対応はNotでOtterより劣る。セールス・カスタマーサクセスの用途に特化しており汎用性がやや低い。
料金:Free(無制限録画・AI月5回)/ Pro 月額約3,300円 / Business 月額約7,400円/人
用途別おすすめと選び方まとめ
日本語での議事録精度を最優先するなら:Notta
英語会議が多い・グローバルチームなら:Otter.ai
営業・CS部門でCRM連携を重視するなら:tl;dv
コストゼロで始めたいなら:tl;dv(無制限録画の無料プラン)またはOtter(月300分の無料プラン)
日本企業で全社導入を検討するなら:Notta Business(日本語対応・日本語サポートが充実)
実際には7〜14日の無料トライアルが各ツールにあるため、実際の業務で試してから選択することをおすすめします。
よくある質問
Q. AI議事録ツールの日本語精度はどのくらいですか?
A. Nottaは業界最高水準で、標準的な会議の日本語精度は90〜95%程度です。方言・専門用語・固有名詞は精度が下がる場合があります。
Q. 会議の参加者に事前に知らせる必要はありますか?
A. 録音・文字起こしを行う場合、法的には参加者全員の同意が必要です。会議冒頭に「AI議事録ツールを使用します」と告知するのが推奨されます。
Q. Zoomの会議は自動で録音・文字起こしされますか?
A. Notta・Otter・tl;dvのいずれもZoomカレンダー連携を設定すると、予定された会議に自動でBotが参加して録音・文字起こしを開始します。
Q. 議事録の内容はセキュリティ上安全ですか?
A. 各ツールとも通信・保存のデータを暗号化しています。機密性の高い会議ではデータの取り扱いポリシーを確認し、必要に応じてエンタープライズプランを検討してください。
Q. 複数言語が混在する会議(英語・日本語)に対応していますか?
A. Nottaは多言語混在に対応しています。ただし、切り替わるたびに精度が下がる場合があります。Otterは英語中心の会議に強みがあります。